「僕はココにいるよ~♪」って聞こえているってお話
最近、サウスクボカイナではたんぽぽが咲いているあたりから
「ココだよ~ココに咲いているよ~」って声が聞こえる
この声はたんぽぽ探知犬のカリンにだけ聞こえるようで
人間には聞こえない
本当は散歩なんて大キライなたんぽぽ探知犬カリン
散歩のために早起きなんて出来ないし
お日様の下を毛皮を着て歩く身になって欲しいといつも思っている
それに飼い主と違ってカリンは少食で歳を重ねてもスリムな体形を保っている
飼い主その1(髭親父)は裏山を歩くことが日課になっていて毎食後必ず運動を欠かさない
雨の日は家の中でその場を歩いたり走ったりスクワットを組み込んだりと手を抜くことなく運動をしている
飼い主その2(天埜めぐみ)は朝夕2回、裏山に登る
若い頃はあまり太らない体質だったのに50歳を過ぎてからは食べた分だけしっかり蓄える体質に進化したらしい
だから歩く距離はその日によって変わる(笑)
お腹のお肉を掴んで危険を察知した日は歩く距離を伸ばすスタイルで散歩を楽しんでいる
たんぽぽ探知犬カリンのリードはいつも飼い主その2が持っている
たんぽぽ探知犬カリンは玄関を出た時から飼い主の心を読む事が仕事と心得ている
自分の用事はサッサと済ませてたんぽぽを探すことに専念する
犬は匂いで探すといわれているけど
たんぽぽに関してはそうではない
以前、サウスクボカイナではたんぽぽの悲鳴が聞こえていたが
最近ではこんな声が聞こえるらしい
「ココだよ~ここにいるよ~」
時には上から、時には溝の中から小さな声が聞こえる
「こっちだよ~こっちこっち~」
たんぽぽ探知犬カリンにしか聞こえないその声を頼りに飼い主その2を誘導する
飼い主はそんな声に誘導されているとは知らずに「あったー!」と喜んでいる
「さすがたんぽぽ探知犬カリンちゃん♪今日もたんぽぽの綿毛見つけたね♪」
そしてお決まりの写真撮影
たんぽぽ探知犬カリンは「えぇ…また写真…面倒臭いなぁ…」とプイっと横を向く

今日は立派な綿毛の声を聞いたカリン
数日前に飼い主その1が綿毛を手にジャンプした場所から声が聞こえた
あの時まだ黄色かったたんぽぽが立派な綿毛になってカリンを呼んだらしい
あの時飼い主その1が手にしたたんぽぽの綿毛はとても立派だった
それを飛ばしてしまったのだから飼い主その2はとても残念がっていた
それをリードからちゃんと感じ取っていたカリン
だからあの場所を忘れていなかったのだ
飼い主その2は立派なたんぽぽの綿毛を手にニコニコ顔で坂を下りた
ところで…
黄色いたんぽぽの声と白いまんまる綿毛の声に違いはあるのだろうか?
それは、たんぽぽ探知犬カリンにしかわからない

関連記事
-
-
電球のサイズとたんぽぽの綿毛のサイズ問題!
学童の勤務がなくなっても朝はやって来て、久しぶりにお日様も顔を出してたんぽぽ探知犬カリンと散歩(綿
-
-
もしかしてそれも「優しさ」だったのかってお話
毎日の散歩でたんぽぽを見つけては摘むか摘まないか念入りに観察するわたし もちろんたんぽぽ探知
-
-
たんぽぽの摘み頃について
たんぽぽの綿毛に魅了されているわたし♪ 是非、皆さんにもこの楽しみを味わっていただきたいと思
-
-
秋なのね。秋だけど。たんぽぽが咲いているの♪綿毛のドライフラワーを作るには、たんぽぽはの摘むタイミングが大切!
もう10月も中旬に入ろうとしているのに、わたしの暮らすサウスクボカイナでは散歩道にたんぽぽが元気に
-
-
電球たんぽぽの飾り場所が出来た!
たんぽぽの綿毛を電球に閉じ込めた作品はとっても可愛くて大のお気に入り♪ 始めの頃は電球型の瓶
-
-
やちむんと綿毛のことばかり考えている日々
今回の大雨、九州や岐阜でとんでもない災害になっている ニュースに映る人たちのことを思うと心が
-
-
“やちむん”と“たんぽぽの綿毛”のディスプレイについて考える
昨年からハマっている“たんぽぽの綿毛”これを作品として部屋に飾るのだけど、これがなかなか難しい。
-
-
やちむん全員集合!!
南の島からはるばる飛行機&トラックで旅をして来てくれた「やちむん」の花器 まるでたんぽぽの綿
-
-
今朝の散歩の収穫は紫陽花のドライフラワーと秋のたんぽぽ
今日もたんぽぽを見つけてルンルンの朝の散歩 いつもとは逆走行で歩くことにしたけれど、たんぽぽ
- PREV
- もしかしてそれも「優しさ」だったのかってお話
- NEXT
- 雨上がりの散歩道