【グレイヘア】50代でグレイヘアにして感じたこと

先日のグレイヘアの記事を書いて、今はちょっと気を抜いてしまってあまり美しくない状態を反省しています。

若く見てもらいたいなんて気持ちはサラサラ無く。

それでも自分なりにキチンと手入れをしていて「褒められる」と嬉しいものです。

グレイヘアへの移行中に一度だけ面と向かって「別人」と言われたことがあります。

その時、わたしが手入れを怠っていたわけではなく、長時間勤務のあとの所用時に出会った人からの言葉だったので疲れて見えたのは仕方がないこと。

それにやっぱり「グレイヘア」は…という方も居てあたりまえ。

わたしの中ではグレイヘアがもう当たり前になっていて、ショートにするかロングにするか？くらいの感覚で染めるか染めないかって感じです。

グレイヘアが完成するまで、あの時以外にはそんな経験は無く、「グレイに染めているの？」とか「メッシュ入れた？」とか「え！今まで黒く染めてたの？」という感じで好意的なことばかりです。

黒髪の時から久しぶりに会った人でも無言なのは「絶句」なのかな？それとも気がついていないのかな？

先日も随分とお久しぶりの人に会うことがあったけれど、「メグちゃんってそんなに白髪あったんや！黒に染めとったんやね～」って感じで時が流れました。

もしそこでその人が心の中で「結構、歳取ってたんや」と思ってもそれでいい。だってもう57歳なんやから。白髪があって当たり前でしょ？だから、人にどう思われるかなんて関係ないんです。

そんなわたしですが、グレイになるまでの移行期をどう過ごすかということが一番気になっていましたが、本人が堂々としていることであとは時が解決してくれたように思います。

そもそも「人にどう思われようが関係ない」という考えの持ち主なので突っ走れたのかな？それと、わたしは髪を切ったり伸ばしたりすることに抵抗がないタイプなので、ある程度白髪が育った段階でショートカットにすると決めていました。

髪なんて放っておいたらすぐに伸びると感じるのでこれからも切ったり伸ばしたりしようと思います。

髪を染めるのが当たり前だった頃は、黒く染めた髪の生え際から白い毛がチラチラ見えたら気になって気になって…白髪染めをすることで髪を傷めることがわかっていたのでパーマなんて宛てられなかったけれど今はパーマも楽しめます。

いつも髪を染めながら「めんどくさい」と感じていて。その頃、世の中でも「グレイヘア」が認知されつつあり、ネットで見かける素敵なグレイヘアの方々を見て「いいな♪」と思っていました。

「どうしてわたしは必死で白髪を隠しているのかな？」と。

「白髪見えたらアカンの？」と。「歳を重ねることはアカンの？」と。「若くないとアカンの？」と。おばちゃんの反乱かも（笑）

そりゃぁ、若い頃を思い出しては「もっと○○やったのに…」とか思う事も有ります！けれど若いことはイイことで年を重ねるのはダメなことではないはず。

白髪を黒く染めても肌はたるみ、シミもあり、皺もある。

若い頃パッチリ綺麗だった二重の目も今じゃあ皮膚がたるんで二重が重なり過ぎて？奥二重な感じに変化してるし、ランコムのボリュームマスカラを塗ったらサングラスに睫毛が当たっていた、あんなに長かった睫毛はどこかに消え去ってションボリしちゃってる。

もう随分と前から「たるみ」も「シミ」も「皺」も認めて手入れを怠らずありのままを受容れている。

「素肌」を育てるお手入れをするようになって「化粧」をしなくなった。それなのに一生懸命に白髪を隠して染めていた！（笑）

肌の手入れをするように、髪も手入れをして育てたらいいやん！髪を「ありのまま」に。

そんなことを考え始めたのがちょうど２年前くらいのこと。

やっと決心がついて「白髪育て」を始めることにしたのが2019年の春。

歳を重ねて、白髪の数もかなりあるのは自分で分かっていた。

合わせ鏡で見る後頭部の白髪は立派だった！

ただ予想と違ったのは白髪の巣がなく、本当に満遍なく白髪が混ざっていることだった。実は白髪の固まりがあって白いメッシュみたいになる髪型に憧れていたこともあったから。

白髪への移行期はまとめ髪にしていたけれど、つむじから放射状に白髪が広がっていて「芸術的やな！」って髭がグレイのパートナーに言われていました。

2020年にグレイヘアが完成してショートにしていた髪が伸びてパーマでくるくるにしたり、今はまた自分の癖だけに戻ってしまったけど、さあ次はどんなスタイルにしようかな？と楽しんでいます！

自分はどうしたいのか。どうなりたいのか。これが大切。

コロナ禍でどのように過ごすか。

どんな時も自分らしく。

天埜めぐみ