自作のデスクの上にミシンやらマイクやら糸やら…
公開日:
:
コサエル
長い長いコロナ禍、自分の部屋を作り心地よく過ごせるように工夫し、今ではミシンが2台とパソコンがその日の仕事によって並びかたが変わるという毎日。
部屋がもう少し広ければパソコン専用のデスクが欲しいところだけど生地の裁断を考えるとこれ以上家具を増やすわけにはいかず断念!
ここにウォークインクローゼットがあればいいのになぁ…とか4畳半でいいからもう一部屋欲しいなぁと思う今日この頃。
先日散歩していると日当たりの良い窓際にミシンが数台と部屋の真ん中には大きな裁縫台、上から蛍光灯がぶら下がっているという素敵な仕事部屋を見かけました。
ミシンには白い布に覆われていて今は使われていないであろうその仕事部屋。
そのお部屋の主とお話をしたい気持ちになってしまった。
その昔、母の仕事部屋がそうであったようにミシンは窓際がいいなと思っていてまさに理想のその仕事部屋が使われていないのがとってももったいなくて。
なんなら使わせてもらえないかな?とマジで思った!
母が仕立ての仕事をしていたことはまだまだ単価も高く、高級というイメージだったけれど、今はオーダーメイドは世間から消えてしまい、和裁でさえもミシンが使われている時代。
ハンドメイドは巷に溢れ価格が崩壊してしまっている現実。
そんな中、兵庫県産の播州織の生地を使ってベビーのワンピースをせっせと作っているわたし。
時代に逆行しているのかな?とふと不安になったりしている。
そんな中、以前にワンコの服を買っていただいた方から追加のご注文をいただいたりして気分が上がったり。
良いと信じて作っているものばかりなので作品が完成した時は満足感でいっぱい。
その昔、ドッグカフェの店長をしていた時のこと、人間が食べられるレベルのワンコのおやつを開発したことがある。
パン屋さんに製作を依頼し、試作に試作を重ね、完成した時のことは今でもよく覚えている。
そしてわたしは行動した。
キャリーケースにサンプルのクッキーをつめて東京に向かった。
当時、ゴールデンレトリバーと暮らしていたわたしの憧れのお店「アイアンバロン」のお店の前で深呼吸をしてドアを開けた。
アポイントなしの飛び込み営業。
オーナーさんは温かく迎え入れてくださって、熱心に話しを聴いてもらえた。
素材の確認。
ワンコのくいつきの確認。
納期の確認。
問題は発送時の割れ、欠け。
それでもとりあえずやってみましょうということで飛び込み営業は成功。
第一号の取引先さんになっていただけた。
わたしがまだ30代半ばのときの話。
コサエルにもその熱さが必要と感じる。
あの時は外注だったけど、今は自分が生み出しているんだからもっと熱いよね♪
ラジオやりかちゃんとの撮影やら毎日の家事も。
そんな中、一枚の生地からお洋服を作り上げているんだからもっともっと広げたいと心から思う。
行動しなくては、あのころのように。
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